五月に想う

2017.05.07(Sun)

『稲留清彩の日記』 Comment-Trackback-
 新緑が目にも鮮やかな季節!!
花の艶やかさも好きだが、心惹かれるのはこの季節の木々の緑だ。
五月生まれの私にとって、「緑」は赤子の自分を取り囲んでいた風景の色なのだろう。私には想像するだけでも幸せに満ちたスペシャルな色。
あたりを見回しても、緑の木々が勢いを競っているようで 若いエネルギーに満ち溢れている。 

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 大型連休も今日で終わるが、私は毎年連休の頃から多忙となる。
5月末から開始する「アトリエ展」と云う、工房での作品展準備に追われ始めるからだ。
ただ、連休中はいつもより以上に周りも静かで落ち着くし、気持ちはのんびりとしながらやるべき事が出来るのが嬉しいかな?
宛名書きも何とか書き終えそうだし、明日からは広報のお願いに動き始める。
「アトリエ展」は生徒さん達が応援してくれてこそできる行事だけど、それに甘えず自分でする事は時間がかかろうと、丁寧にする事を心がけてはいる。 身体は楽な方を覚えたら元にはもどれないから、その方が私にはまだコワイ!
仕事が「手仕事」と云われるだけに、自分の身体全体をフルに使う仕事であるし、何所かに手抜きがあれば結果にすぐ出てくる仕事でもある。
細部にも心を配り労力を惜しまずきちんとする事が、いかに大切かを日々学んでいるが、まだまだ・・だ。
小さな事は全体につながっていると判れば、モノの見方が判り易くなるのも学んでいる。
 ここで暮らし、ここで創る生活だから、アトリエで行事をする事は、丸々の自分が映し出される事でもある・・
「参ったな~~」ではあるけど、皆さんどうぞいらして下さい!

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  藤の花も今が見頃です!




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楽しみが待っている!

2017.04.11(Tue)

『稲留清彩の日記』 Comment-Trackback-
 庭の桜が満開になった。
作陶しながら眺められる位置に植えたので、淡いピンクが霞むように目に入って来る。
桜が咲くとプラムの白い花が散り始め、プラムの花が真っ白に咲いている頃、春一番に開花したサクランボの花びらが散っていくのが我が庭のサイクル・・
 四月に入っても風はまだ冷たい日が多いので、曇り空に小さな花びらが舞い散ると 「雪?!」 と思ってしまうのだが、今週末にはこの庭でお花見をするので桜が散らないように祈っている。
 
 二月下旬に出品した田部美術館「第34回茶の湯の造形展」は奨励賞を戴いたので来週は松江市に出掛ける。
一般公開に先がけて表彰式・レセプションがあり、テープカットの後に関係者のみで入賞・入選の作品を観覧すると云う流れだ。
作品も工房で眺めている時とは異なり、全体の中から眺めると自分の立つ位置が分かると云おうか・・スーッと感覚で入って来るのだ・・。この感覚が刺激的で、まだまだ登っていきたいと自分の背中を押してくれる。
一日も早くこの刺激に出会いたくてウズウズしている今日この頃という感じかな?
 
 もう一つ出会いたい事がある・・今回、講評をされる審査員は赤沼多佳先生(三井記念美術館参事)なのだ。
赤沼先生の事はほとんど存じ上げないのだが、先生が初めて審査講評をされた時「作家の皆さん、媚びないで下さいね!」
との厳しい一言を仰られた時以来、先生の言葉に再び出会える事が楽しみであった・・
 入賞者は夕方から「歓談の席」が設けられ、再び先生や関係者の方々と密に話し合う機会を頂けるのでどの様な展開となるだろうか? これも大きな刺激を受けるだろうな~と、楽しみ 楽しみ!!

  
  第34回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」は4月22日(土)~6月4日(日)まであります。
  松江城近く、武家屋敷が建ち並ぶお堀端の一角にある静かな美術館なので、是非一度お立ち寄り下さい。


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 何故だか白い花が多い庭・・クリスマスローズも花盛り


 

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願  い

2017.03.21(Tue)

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 連休中日の日曜日、アトリエでは年に一度の総会が開かれた。
数年前に私の後援会としてグループが新たに発足したのだが、「後援会」という名前は気恥ずかしい気がするところを、
出来る人が出来る形で応援する為の「後援会」と云う説明があり、現在まで有り難くお世話になっている。
 それ程沢山の会員さんがいるわけではないが、若い生徒さんが中心になって色々とお世話をしてくれ、それを先輩の方々が快くホローされてる姿を見るにつけ、私は幸せな気分で一杯になる。
 
 十数年前にこのアトリエを建てた時、この場所に懸けた想いがあった・・それは・・
このアトリエで人と出会い、人はここからより一層元気になって帰られる・・そんな場所にしたい・・と云う想いだ。
 緑の木立に囲まれ、手入れも「いい加減」な佇まいが安心感を生むのか、初対面の方でも心を開かれてお話される事は意外と多い。
昔からの知人であるかの様な気持ちになって対話し、名前さえ聞かずにお別れする事もあるが、心が満たされているのは、いつも自分のような気がしている。
 総会でも話させていただいたが、陶芸教室で出会った生徒さん達が、ただ単に陶芸を習うというだけでなく、せっかく出会ったのであるなら、それぞれがプラスになる関係を築いてもらえるような教室を創っていきたいのも願いの一つなのだ。

 世界中の情報がインターネットやテレビで知る事が出来る世の中になって便利ではあるが、不安を掻き立てる情報も耳に入る事が多くなってきた。
不安から自分の身を守る事が増えてくると、自分を守れない小さなもの達はどれほど心細いだろうか・・
大きなものは小さなものを守ってあげなくては大きいとは言えないだろう。
そのような意味合いで「大きなもの」になりたいし、自分の事で精一杯の人生で終わりたくないのも願いの一つ。
あらら・・七夕でもないのに、今夜は「願い」の多い事・・ 少しでも叶いますように!!

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  フキノトウ 春一番にうまれるフキの赤ちゃん

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  今日の始まり 生まれたばかりの今日の空




 





 





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ベストタイミング

2017.02.22(Wed)

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 昨日は松江市の美術館に出品作品を搬入する為、朝から車を走らせた。
直接に搬入する場合は、業者利用より出品が1週間延びるので、ぎりぎりまで粘らないと気のすまない私には貴重な1週間となり得る。
 今年は山陰地方も雪が多くて、当日に搬入できるだろうか・・と、ヒヤヒヤしたが「運を天にまかせて」作品仕上げに励んでいた。
有り難い事に、昨日は朝から青空! 、
 作品をしっかり梱包し、熱い飲み物とおやつも積んでドライブを楽しむつもりで出発した。
松江道が開通し山陰道と1本になったので、道に迷うストレスも無く、時間も短縮されて快適!
出品を終えトンボ帰りで6時間のドライブであったが爽快そのもの。
自分が納得をした充実感と云おうか・・この充実感が夢を追える原動力なのだろうなぁと思う。
結果は後から付いてくるから又励めばいいだけだと思うし、そう思うから続けて行けるのだろう・・。

 前回のブログで「ベストなタイミングで助けてもらえることが多い」と云う事を書かせてもらったが、最近もこのベストタイミングを味あわせて頂いた。
仕事に追い込まれると作業服でドロドロだし、着替えてまで買い物に出掛けるのが億劫になってくる。
いよいよ最後の一仕上げで全部の仕事を終える予定の朝、これが済んだら食料を補充して、スイーツを絶対買うんだ(笑) と頑張っていたら、思いがけない人から美味しいスイーツが贈られてきて  「えー!!」
それから続きがある・・。暫らくして全ての作業を終えた瞬間、知人が2年ぶりに立ち寄り、お土産にお昼弁当を差し入れてくれたのだ。
小さな出来事だけど、私はこのような経験をよくする・・
無心で一つの事に集中している時にこの様な出来事に遭遇するような・・
何の力も期待しないで自分自身でやり抜いている時にこそ助けられてる・・そんな気がするのだが・・ 
偶然が多いだけかもしれない。

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 遠く宍道湖を望む(山陰道のサービスエリアより)


 










 


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時間の感覚

2017.02.02(Thu)

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 時間の捉え方は人によって様々だと思うが、環境や年齢に因るところも大きいのだろうか?
オランダから帰国してまだ1ヶ月も経たないのに、遥か昔の事のように遠く感じて懐かしい。
 今頃、家族は引っ越しの準備で大わらわ・・今こそオランダに居てやれば手助けになっただろうに、私は締めきりも迫って来た公募展への作品仕上げに夢中・・子もその様な事は期待しないし、余程の事でないと自分の夢は譲れないし・・すまんね~
  昨夜から今日の夕方まで窯焚きをして、その間にストーブの煙突掃除と薪も少し整える予定でいたら、生徒さんが薪割りに来て下さった。
お陰でここ2~3日の間にしておきたかった仕事(ブログの更新)に取りかかれて助かっている。
 ベストなタイミングで人に助けてもらえる事が多いのだが、某生徒さん曰く「先生は、すごいオーラを張り巡らして 蜘蛛みたいに捕まえるのでしょ!」だって!! 
 
 時間感覚の話に戻そう。
毎年、冬場は籠もる様に出品用の制作に入り、カレンダーに締め切りまでの工程を書き込みながら、ドキドキしているのに、時間の流れは意外と遅いのだ。
カレンダーは出品までの日程を危なかしく示しており、見る度に「キャ~時間が無い!」なのに、日々予定を立てて仕事をこなしていけば、時間はたっぷりと緩やかに流れていくから妙な感じがする・・この様々な時間感覚が自分ながらも不思議でたまらない。
 最近、工房の近くにある小さな滝まで散歩に出掛けるのだが、風の冷たさが頭の中をクリアーにしてくれて、制作の息抜きに丁度良いようだ。
木々の形や空の色を眺めながら、その完璧さにいつも何かを教えられる。
その何かが解るには ゆっくり 大きく 構えて 学んでいくしかない様に思う。
さてはて私には、かなり困難な目標ではあるが、その目標が故に 私の時間感覚は緩やかになり始めたのかも知れない。



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 ストーブを取り付ける人アリ・薪運ぶ人アリ・薪割る人アリ・・アリガトウ!!

 






 
 







 





 

 





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オランダ便り №5

2017.01.10(Tue)

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 オランダから帰国したのは7日。珍しく風邪を引いて帰って来たので、そのまま休養・・後は長女家族と食事等を楽しんだら、仕事モードに切り替えだ!
さぁ~オランダ便りも今回で締め括る事にしよう。

 オランダには、かれこれ7回は行っているが、次女が家庭を持ってからは親としての役割も果たしたくて回数が増してきている。
家族はこの2月に家の引っ越しがあるので、最後にこの家で充分楽しみたいと云う意味合いもあった。
娘は子供達とレゴでこの懐かしい家を組み立てていた。忍者姿の私もなぜかいるのね(笑)

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 この家で、P1君の時もP2ちゃんの時も「名前会議」と称してティータイムを楽しんだものだ。
今回は家の誕生! 異国の地で夫婦は家を購入し、その家を少し改造したいと云う事で、「リフォーム会議」が時折行われた。
時の流れと共に係わる内容が変わっていくが、大切な節目毎に来れるのは有り難いと思う。
  
 レゴの家を紹介ついでにレゴで如何にもオランダらしいものを!

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クリスマスのプレゼントに孫達が貰った物らしいけど・・かわいい~
フェルメール「牛乳を注ぐ女」 に レンブラント「夜警」  時折このミルク壺が「夜警」の剣と変わっていたりして・・
驚いてみせるとP1君が嬉しそうに逃げて行ったり・・このような名画との触れ合い方も幼い時にはいいだろうな。

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これはレンブラント広場にある「夜警」。 実物大で22体あるらしい。
「ほら ほら P2ちゃんの好きな女の子の像があるよ! 触っておいで 」と 娘が声をかけてやっている・・
銅像の間の白い顔の人達は銅像ではないので どうぞ 触らないでね~と、 訪れる人達も子供のような気分になるのだ。
 レンブラント広場から日も暮れかけたミュージアム広場へと足をのばせば、小さなスケートリンクやカフェに屋台と華やか。
寒くても真っ赤なほっぺをしていつまでも外遊びをしたがる子供達を身まもりながら、大人はホットワインやチョコレートを飲んで彼等が疲れて、遊び飽きるのを待つのだ。  
 「 待つ 」 と云う事を味あわせてもらえる国かな・・と 感じる事が多い。

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本物の「夜警」 や フェルメールの絵画のある国立博物館やファン・ゴッホ美術館を後にしてスケートボードで先頭を走るP1君を追い掛けながら、皆で家まで歩いて帰るのも 「待てる」と云う事の一つだろうなぁ~

 さて、こうして楽しんだアムスを後にして、今回もドイツで1度乗り継いで羽田まで。羽田から広島と長い飛行機の旅だったが、
行きも帰りも機内では殆んど睡眠をとらない事にしている。
何故かって?
新作の映画が楽しみだから!!
「ベストセラー~編集者パーキンズに捧ぐ~」ではコリン・ファース や ジュード・ロウの演技力に酔い
「マグニフィセント・セブン」では7人の内 誰が素敵なのか?もう 判らなくなり
「マダム・フローレンス!夢見るふたり」では暗闇でひとり、笑ったり泣いたり忙しく
メリル・ストリープ はもう最高の女優!!!
と 言う事で明日から 少しクールな私を演じていきます。 ( 完 )








 

 






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オランダ便り No.4

2017.01.03(Tue)

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 ミニチュアシティー 「 マドゥローダム 」に出かけた話を。
子供も大人も楽しめると云う事で南オランダ デンハーグの街へ出発!
デンハーグはアムステルダム中央駅から列車で50分程度、マドゥローダム行きのバスがあるので、それに乗り継いで到着。
 ミニチュアシティーってどんなのだろう?寒い中をやって来て大した物でなかったらがっかりだな〜と案じていたが、来てみてびっくり!
25分の1に縮小された模型を約2,000坪の敷地いっぱいに展示。スキポール空港。ダム広場。お城に教会etc
ミニチュアの街を小さな車が走り、港では船が進水したり、石炭を積んでいる。
野外コンサートでは小さな人形が舞台の音楽に合わせてすごい盛り上がり!それを見ながら子供達はD.Jを楽しんだりも出来るのだ。
 街路樹も偽物では無く、ちゃんとした樹木が植えてある。通りすがりの男性が 「 ボンサイ!! 」と言っていたが、春先にこの街路樹も青々とした芽吹きを見せるのかと想像するだけでもワクワクしてくるのだ。
オランダ人は「 合理的でケチな国民 」とよく云われるが、なんの なんの 本物の盆栽を街路樹に見立てるなんて合理的では無いし、大盤振る舞いではないの!!  

 子供の幸福度の高い国としてもオランダは名高い。
次女家族の様子を見ていると、時間がかかっても子供達と一緒にお菓子を作ったり、少しでも時間があると外に連れ出したりで忙しくしている。いつだったか 「 子供達には体験という財産をあげたい 」と呟いていたけど、頑張るのだよ。

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ランチのピザを作るパパとP2ちゃん

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おやつのカップケーキは大人が助手よ!









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